社労士受かったらどうするの?
社労士になるには、いくつかのルートがあります。
受験資格は大卒、行政書士資格合格、あるいは実務経験の有無です。
実務経験の有無は、そのまま科目免除につながることがあります。
社労士試験の合格は、そのまますぐさま仕事に、ということではありません。
4日間の実習と4月間の通信講座を受講して、実務経験のないひとは実務経験を積みます。
それでやっと、社労士事務所に登録できます。
簡単に書きましたが、この辺の「社労士受かったらどうする」を書いてみます。
試験だから受からないとしょうがない
社労士試験には免除もありますが、とにかくこの国家試験を突破しないと社労士にはなれません。
社会保険労務士試験は、厚生省が管轄する法律の国家試験で、受かると国家資格を持てます。
試験受験の年齢層はけっこう高く、30代後半から40代くらいの人が主流のようです。
まる1日かかる試験で、択一式と選択式の試験です。午前が選択式、午後が、択一式です。
年1回の試験で、受験会場は全国にあります。
いちかばちかの年に1度きりの試験です。
社労士試験受験の年齢層の高さは何?1
行政書士などに比べ、社会保険労務士試験は年齢層がちょっと高めです。
私なりに勉強して思うのですが、その年齢層の高さには、難易度以外の理由があると思います。
新卒の、社会人経験のない人が社労士試験を受けるのと、私のように20年仕事(IT業です)をしてきた人では、試験範囲の知識の吸収がおそらくかなり違います。
仕事の経験があり、そのうえで社労士試験を受けることを決め、おそらく多くの人が労働基準法から学習して、最初に思うことは、「なんかすごく、法律守られてない」という感想だと思います。
「これもあったダメな奴」「これもあった、法律違反」ということがザクザク出てくるほど、「社会保険労務」のジャンルは、いわばノールールなんだな、と思います。
社労士試験受験の年齢層の高さは何?2
なので、とても学習が、楽しいのではないでしょうか、年齢層が高く、仕事の経験のある人は、と私は思っています。
私も面白いです。そのうえ、この資格を取ったらいろんな会社を回って、「ここダメです」みたいなことを言って回って、自分が昔大変だった仕事の労働者を守ることができるのです。
ふつうに、社会保険労務士の受験本は、読み物としても面白いです。
法律の試験ですが、市販のテキストは、あまり法律らしくないので、のんびり一読して、「こんなのあるんだ、なんかすごく、整っている」みたいな感想を持ったりすると思います。
社会保険労務士試験は、いろんな意味で楽しい試験だと思います。
社会保険労務士試験受かったら、いろんなうわさ
社会保険労務士試験に受かったら、なにがあるでしょうか。
私の周りの人に聞くといろんな憶測が飛び、非常に楽しいです。
「4日間の講習と4月間の通信講座をやるよ」というと、「きっとその4日間の講習は、ずーっと礼儀かもしれないね」とか、「きっと1日中厳しい塾みたいに算定の練習じゃないかな」とか。
通信講座は私も思うのですが、誰でも受験できると本当はいいですね。
試験対策にもなると思うのですが、受講できるのは社労士試験合格者のみです。
受付が発表の11月のすぐあとの12月。
講習に行くか、通信講座をやるかは、まだ決めていませんが、そんな感じの資格取得後です。ちょっと書きます。
社労士の登録料と行政書士の登録料
社労士の登録料は、全部合わせて20万超えるくらいです。勤務か、開業でも違います。実務講習の費用を含んでそのくらいです。
勤務の方は、会社負担かどうか確認するといいです。
ちなみに、行政書士の登録料は、なぜか30万円を超えるくらいの金額で、高いです。
社会保険労務士試験は、内容が実務に直結しそれしかできないともいえる仕事ですが、行政書士は、自分次第で仕事がかなり広範囲になります。
そうした違いかな、とも思います。
行政書士と社労士の試験の違い
ちょっと書きましたが、行政書士試験は、なぜか、社会保険労務士試験の受験資格になっています。ようするに、大卒でもなく、実務経験のない人は、行政書士試験に合格すると、社労士試験の門戸が開くことになります。
この2つの試験は内容、試験対策などが全く違う2つです。
社労士試験は、内容が仕事に直結しています。社労士試験は労働基準法、労働安全衛生法、雇用保険法といった、「社会保険と労務一般」と直接問う法律の試験です。
男女雇用機会均等法や国民年金法、厚生年金法などです。
仕事のイメージがしやすく、「受かったら、このジャンルの仕事がしたいな」とすぐに思える内容です。
一方で行政書士試験は、憲法、民法、行政法、商法、個人情報保護法といった、「基本の法律」が試験範囲です。
「誰でも知っておきたい基本」みたいな法律が揃っており、「じゃあそれを使ってどうやって仕事をするのか」ということは、ちょっと見えにくいです。
行政書士試験には、受験資格はありません。
この辺も、試験内容によって、好き嫌いが出てくるところかな、と思います。
だから、「受かったらなにするか」が重要
漠然と、「社労士に受かったら、いくら儲かるんだろう」みたいな受験は、社労士試験には向かないと思います。
だったら、行政書士試験を受けて、トータルで2万種類と言われる書類を作る仕事の方が、まだ収入が読めるのではないでしょうか。開業してガンガン仕事を取ればいい話です。
私の社労士の夢は、受かったら、自分の住んでいる町の福祉の施設をすべてまわって、社会保険労務を整えることです。
福祉に親しみがあることもありますし、自分で仕事を選べるので、報酬が出にくい会社でもこちらの設定でお世話ができるかなと考えています。
資格は、「受かること」よりも、「その後に何をしたいか」が重要だと思います。
具体的、かつ現実的な夢があると、試験も具体的に、現実的に「じゃあこれやって受かろう」みたいになってきますよね。
夢がかなうといいなあ。
社労士に受かったら、まず、「社労士」になりますよね。
いろんな通信講座に、いろんなコースがありますが、どのコースも「社会保険労務士は国家資格なので受かったらお得になります」とか、キャッシュバックや特典もありますよね。
そのくらい国家資格は大変ですごいものなのだと思います。
まだ受験していませんが、勉強中から、「私は社労士です」と名刺を出すことを夢見ている44歳です。
「○○社のOLです」とか、「○○派遣会社の派遣社員です」といったアイデンティティではなく、「私」が「社労士」です。独立も可能です。
すごくかっこいいですよね、それ。
社労士には、名称独占の社労士にしかできない仕事があります。他の人はできません。
それもかっこいいですね。
夢広がりますが、その辺を書いてみます。
あんまり、日本社会になじめない人に
昔、私は臨床心理士さんのカウンセリングにかかっていたことがあります。無事に完了し、自己一致までいたったのですが、先生にこんなことを言われました。
「自分の家族や社会にあまり帰属意識を持てない人は、OLとか派遣とかではなく、『私は○○です』という職業についた方がいいわよ」と言われました。
もう20年も前のことですが、その通りだと思っています。
この20年、ずっとIT業でコーダーやライター、メディア運営、ディレクター、IT全般のインストラクターなどの仕事をしてきました。
コーダーが天職で、上司からダメ出しをもらうと、「これで給料もらえて腕が上がる」みたいな喜び方をしながらの在宅勤務をしていました。
ふつうは嫌ですけどね、ダメ出しは。
天職ってこんな感じだそうです。
「私はコーダーです」と言えるのがものすごく幸せでした。
社労士もそうなるでしょうか。楽しみです。
20年来の夢、社労士
その、20年前の臨床心理士のカウンセリングの時に、先生にそう言われ、すぐに返事したのが、「社会保険労務士とかですか?」でした。
なんかすごいしかっこいい、くらいに思っていたのですが、いったん社会に出て仕事をして、それからテキストを読んだら面白くて、これ仕事にできたらな、と思っていました。
フォーサイトに申し込んだこともあります。
仕事をしながらでは、ちょっと勉強が難しい資格だとも思いました。
今、ITの仕事をちょっとしながら、人生の休憩をしています。
いろんな問題が起こり、けっして楽な生活、楽しい生活ではありませんが、幸い時間があるので、これから1日3時間、みっちり勉強して、1000時間で社労士の満点合格を目指したいと思っています。
受かるといいな、と思います。
試験慣れは結構重要
このたび、社労士の資格試験に合格するため、通信講座で3つの資格を取りました。
は?ってなる方は、あんまり試験好きではないですね。
勝ち癖をつけたくて、マナーと占い2つです。早く合格証が欲しいです。
私は公立高校を中退して、大検から大学受験で合格した人です。
IT系の資格も結構もっています。必要で取りました。
ちなみに、私はすでに、個人事業主です。IT職は40歳くらいで独立する人がほとんどです。
なので、のんびり体力をつけるリハビリをしながら、ちょこちょこITの仕事をし、個人事業の代表の仕事をし、社労士の試験勉強をしています。
社労士の代表の会社は、本当にいい会社になるそうです。
私の作る会社には、労災などの知識がとても必要になります。
個人事業に収入を依存するのも危ないですしね。
法人化を目指しています。
ロリポップの創始者みたいに、布団で転がっていろいろ作っています。(あの人は、押入の中でサーバーを立てたそうです)
社労士の試験に受かりたいので勉強します。ではまた。