まずは概要理解だよね
おしりの方の科目が手薄くなる
社労士試験を始めて、まずは、「どんな内容かな」と入門書、あるいはテキストを1順すると思います。
で、そのときに、すべて一気に読み切れる人はあんまりいないですよね、という話です。
労災、雇用くらいまではがしがしきたけど、徴収とか労一とかになって「なんか意味わかんなくなってきた」ってなってだんだん失速し、そしてなかなか厚生年金法までたどり着かないですよね。
「私、俺って駄目な奴」とか思っている人は、大丈夫です、おそらくみんなそうです。
いろんな概要理解の方法
テキスト(普通の)を何とか1順して思いますが、とにかく社労士試験は知識が多い。
出題が少ない割に、覚えることが膨大で、テキストも市販のものはほとんど2分冊ですよね。
もう半端ないです、知識量が。しかも択一はかなりのハイレベル。
これが、まだ日本に社労士が足りず、なかなか増えない理由かと思います。
行政書士の勉強と違って、すべて実務に直結。内容が具体的で、とっつきにくい。
法律を知っていないと、ちょっとわからないところもあります。
ちょっと普通と違う社労士試験
私は国家資格を1つ持っていますが、この社労士は、ちょっと疲れる試験だと思っています。
合格率は3%ぐらい、いろんな会社が攻略、合格のためにいろんな方法や指導法、暗記法を公開し、それでもなかなかたどり着かないですよね。
行政書士試験は、しっかり勉強すれば半年くらいでみんな受かります。私は4回落ちましたけどね。合格は見えたことがあります。
行政書士試験に比べて、社労士試験は完全に「ふるい落とす試験」ではないかと分析しています。
「いいよ、できなきゃならなくて」みたいな感じです。(試験の悪口ではないです、感覚です)
そういう試験を楽しめるかどうか、が結構重要かなと思います。
入門書を1冊読みました
文章で概要把握できる人
は、すごいと思います。特にこの社労士試験においてです。
行政書士試験なんかは、攻略本を何回も読んで、がんがん過去問を解いていると実力がしっかりついてくるのですが。
社労士試験はとにかく範囲が膨大。
テキスト1冊読み込むのにどれだけかかるんだ、という感じがします。
テキストを1回読んだだけで、試験範囲の概要理解できる人はすごいです。
頭のいいひとだと思います。
入門書の目次暗記
テキスト1順、動画教材を少し、そして入門書をやって1順して思ったのが、「これ、概要理解できたらあとはすべて暗記だな」ということです。
どの法律にどんな種類の給付や制度があって、どんな決まりがあって、というのが理解できれば、あとはすべてほとんど数字の暗記になりますね。
「暗記するより理解して」はよく言われますが、社労士試験は内容に数字が多すぎます。「理系かよ!」ってくらい多いです。
なので、まずは入門書、そしてあとでテキストの目次の「目次暗記」をしてみることにしました。えへ。
のうみその中が整いました
やってみて思ったのは、いままでぼんやり「これって何法だっけ?」となっていた部分が、しっかり「ああこれは労災ね」とか、「なぜか労災のメリット性がこっちにくるのね、徴収ね」みたいになってきました。
入門書の目次は、50個くらいです。
動画学習のオンスクもやっているのですが、ちょうどオンスクが入門書レベルくらいです。概要把握にはちょうどいいんだな、と思いました。
入門書一冊をしっかり覚えて、各法律の流れをつかむ方法の勉強にしました。
さてどうなるでしょうね。
さっそくの目次暗記
単語帳を使いました
目次暗記には、単語帳を使いました。
本当は暗記シートで塗りつぶしをしようかと思っていたのですが、売ってなかったので思い付きであまりものの単語帳を使いました。
私は前の試験や大学受験(ドイツ語受験だったからドイツ語の語彙)を単語帳を使って覚えていた過去があり、「暗記は単語帳ね」みたいな「自分の勉強のしやすいこと」を知っているので、サクッと作ってさっきから暇つぶしにみています。
もう7割くらい覚えました。今日中に暗記します。
自分の暗記のコツって知っているととても強いです。
目次のすごさ
たま~に難しい本とか読んで思うのですが、目次で中身って理解できますよね。
ちなみに私は作家なのですが、(エッセイマンガ作家です。あんまり書いてませんがデビューしています)、「タイトル」って内容を書いてから「えいっ」とつけるものです。
だから、内容を裏切ったタイトルってないです。
目次のある学習は、私はすべて目次暗記で行けるかもしれません。
先にテキストと入門書を読んでいたので目次を覚えていくたびに、脳みその中にパーテーションができ、「はいこれ国年」みたいにしっかり記憶ができてきました。おすすめです。
すぐに覚えられた理由
なにかの本で読んだのですが、生まれつき頭のいいひと(東大に行くような人)の頭の中は、記憶もすごいですが、とにかく「記憶を引き出すこと」がうまいそうです。
ようするに、「記憶のインデックス」がきれいに整っているってことですよね。
忘却は混濁から始まると言いますし。
目次からテキストや入門書を覚えていく方法は、もしかしたらメジャーな方法なのかもしれませんが、行政書士試験や社労士試験なんかの「情報量多め」の試験にはぴったりだと思います。
私は「暗記は単語帳」の人なので、まず、今作った入門書の目次単語帳をやって、もう1回入門書を読み、次にテキストの目次暗記の単語帳(100シートで10個くらいになる)を作り、覚えて、そこから内容の暗記を、さらに大きな単語帳でやってみたいと思います。
次は、「社労士は過去問までが遠い」というお話をします。では。
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